ども!おっさん留学カウンセラーのテツです!
1,留学生保険で何がカバーできる?
カバーできるもの その1 傷害死亡
留学中(旅行中)の怪我により亡くなってしまった場合に支払われるものです。 留学中に亡くなるケースはもちろん稀です。
カバーできるもの その2 傷害後遺障害保険金
留学中(旅行中)の怪我により、後遺障害が生じた時に程度に応じて支払われるものです。
カバーできるもの その3 治療救援費用
留学中に怪我をしたり病気になった時の治療費用に当たります。 この部分が一番ニーズがある(よく使われる)と思います。
あと亡くなってしまったり、行方不明になったり、3日以上入院する場合などで家族が救援に向かう場合の宿泊費などもこれに含まれます。
カバーできるもの その4 疾病死亡保険金
留学中(旅行中)の病気、または留学終了後3日以内にかかった病気で亡くなった場合に払われます。
カバーできるもの その5 歯科治療
留学中のはの治療費です。 虫歯や親不知など。 保険会社にもよりますが、はの治療は10万円ほどまでの限度があります。。
カバーできるもの その6 旅行事故緊急費用
留学中に、どこかに旅行をしていた時に生じた事故によりかかった費用が保証されます。 交通費とかホテル代とか食事代とか
カバーできるもの その7 賠償責任
留学中(旅行中)に他人を怪我を負わせてしまったり、他人のものや、ステイ先のもの、ホテルのものに損害を与えてしまった際に支払われるものです。
カバーできるもの その8 生活用動産
留学中に身の回りのものが火災や盗難などにより損害を受けた場合に保証されるものです。
カバーできるもの その9 航空機手荷物遅延
預けた荷物が届かなかった時の保証されるものです。
カバーできるもの その10 航空機遅延費用
利用する航空機が6時間以上遅延した場合に保証されるものです。
カバーできるもの その11 緊急一時帰国費用
留学中にご家族の方が亡くなったり、危篤状態になってしまった時に帰国する際にかかった費用を保証するものです。
2,留学生保険を安くする方法
保険料を安くする方法 その1 パンフレットに載っているプランからしか選べない。なんてことはない!安めのプランも出してもらおう!
まず保険を検討する際にインターネットやご相談されている留学エージェントさんや旅行の代理店さんなどから保険のパンフレットを受け取って保険のプランを把握できます。
またインターネットからも保険のパンフレットを確認することができます。
https://chubb.meclib.jp/TAR0001longstay/book/#target/page_no=1
PDFバージョン
出典元:Chubb損害保険株式会社
こちらのパンフレットだけみると長期のプランだと6つのプランがあり1年間で19万円から26万円まであります。
このパンフレットに載っているプランだけかと思いきや、そんなことはありません。
他にもプラン作成は可能ですし、ご自身の不要な物を外したり、必要だと思う項目の補償額を増やすことが可能です。
保険料を安くする方法 その2余計なものを外すこと!
先ほど留学生保険でパンフレットに載っているプラン以外のものを提示してもらうことをオススメさせていただきましたが、もう一つ、余計な項目の補償額を低くしたり、逆にご自身に取って重要だと思うものの補償額を増やすことも可能です。
保険料を安くする方法 その3クレジットカードの保険と併用する。
これは実際にいらっしゃったお客さんの話ですが、お持ちのクレジットカードでも、留学や旅行で使える保険が付いていることがあります。
アメリカンエキスプレス クレジットカードの旅行保険の保証例
出典元:https://www.americanexpress.com/jp/benefits/product/travel/insurance/
保険料を安くする方法 その4現地で加入できる保険に加入する
留学生保険や旅行保険は日本を出発する前にしか加入ができません。原則は海外へ出発した後に加入ができませんが、現地にて加入出来るものもあります。
こちらはカナダで知られている現地でも加入が可能な保険です。 日本で加入する留学生保険に比べると割安ではありますね。
3,留学生保険のあれこれ
保険のあれこれ その1 保険の有効期限を延長は切れる前に
留学期間を延長される方は多くいらっしゃると思いますが、同じく保険の期間も延長をすることを忘れないようにしましょう。
延長の手続きは日本の保険会社へ連絡をすることで可能ですので、ご家族に協力してもらうとスムーズです。
保険のあれこれ その2 保険の有効期限が切れると再加入はできない
保険は日本出発前に何月何日から何月何日までカバーをする。という感じで期限を決めます。ただその最初に決めた期限を過ぎると自動的に保険は効かなくなりますので、ご自身の期限をよく把握して、期限切れを起こさないように注意しましょう。
保険のあれこれ その3 保険の有効期限を過ぎてしまったら、、
保険の有効期限を過ぎてしまったら、海外にいる場合は同じ保険プランに加入はできません。一度日本に帰国して加入し直すか、現地で加入できる保険に入りましょう。
保険のあれこれ その4 保険の有効期限より早めに帰国したら返金してもらおう!
保険の契約期間よりも早めに帰国された場合、帰国と同時にすぐに保険会社へ連絡をして解約をしてもらいましょう。
留学生保険は、名前の通り留学先での治療費などのカバーですので、日本に帰国した後は使い所はほぼないです。
保険の残存期間が一定以上あり、留学中の多く保険を使っていなければ、そっくり差額分は返金されます。
保険のあれこれ その5 何か余計なお金がかかったら領収書を保管すること!
留学生保険はプランにもよりますが、怪我や病気の治療費だけではなく留学生活における損害を保証するものです。例えば飛行機が遅れて近くのホテルを予約したけど、そのホテルに行くさいに使った交通費や食費など。 あとで証明をするのが難しくならないように「これは予期せぬ出費だ」と思ったものに関しては、とりあえず領収書を保管しておきましょう。
保険のあれこれ その6 保険でカバーできないケースもある。
例えば留学前からの持病の治療や、喧嘩、自殺、飲酒運転など、留学が直接的な原因ではなく自分に原因がある場合や、美容関係など留学とは関係ないことに関しての治療は留学生保険ではカバーされません。
保険のあれこれ その7 困ったら24時間日本語対応のコールセンターが対応
散々日本で加入する保険は高いと言ってきましたが、留学先で何かあれば日本語で通訳を手配してくれたりと、24時間日本語でサポートをしてくれるサービスがついています。 これは安心できますね。
保険のあれこれ その8 代理店もキャッシュバックがある。
これは予測している人も多いと思いますが、学校の授業料のように保険料金も紹介料として、販売すると手数料をバックしてもらえる仕組みになっています。例えば留学エージェントさんが保険を1件売ると、定められた手数料を保険会社からもらうことができ、それが利益になります。
保険のあれこれ その9 だからといって保険会社と代理店の契約はすぐにはできません。
キャッシュバックがあるのであれば、自分で保険の代理店になれば!?と思った方もいるかもしれませんが、まず資格が必要です。また保険会社にもよりますが、個人が簡単に代理店契約ができません。 例えば年間で〇〇万円の販売などは条件として盛り込まれます。
保険のあれこれ その10 決められた保険の金額を割引して販売することはできません。
例えば、パンフレットに記載された保険の料金は保険会社が決めていますので、代理店(留学エージェントさんなど販売する人)が勝手に金額を変更することはできません。(違法です。)また保険の販売手数料も不要です。同じ保険のプランを申し込む場合、どこから申し込みをしても保険の金額は一緒になるはずです。 そのためプランや保険会社で選ぶのではなく、誰から購入するかを重視した方がいいと思います。
4,まとめ
ただ高い保険に入る必要はありません。
パンフレットに載っているものだけがプランではありません。
必要な項目を必要なだけ加入しましょう。