英検準2級から学ぶ。たくさんの「much 」と「many」の違い 

これまで英語学習をされている方、受験対策などで英語を勉強している方も多くいらっしゃると思います。
こちらでは英検準2級を題材に英語を学ぶ記事になります。
英検準2級は普段の英会話で使える表現が多くありますので、良ければ覗いてくださいね。

1,英検準2級の問題を見てみましょう!

まず英検準2級の問題を見てみましょう。

Mark`s computer broke last week, but he does not have much money right now. He wishes that he (_____)rich so he could buy a new one.

1, are 2, were 3, being 4, have been

引用元:英検準2級 2018年・第2回 No.19より

先週にPCが壊れたけど、たくさんのお金を持っていないので、もし持っていたら新しいものを買うのにと言う感じですね。これは現実の事実とは違うことを伝えており、仮定方過去の用法が使えます。 仮定方過去のbe動詞の部分は人称に関係なく「were」になります。

日本語訳
先週マークのパソコンが壊れました。しかし今彼はたくさんのお金を持っていません。 もしお金持ちだったら新しいパソコンを買うだろう。

2,数えられるmanyと数えられないmuch

英検勉強中
muchとmanyって何か違いましたっけ?
はい!  muchとmanyも「たくさんの」と言う意味を持ちます。ただmuchとmanyでは数えられるか数えられないかを区別しています。
●much・・・「(数えられない)たくさん」 I have too much stress.(多くのストレスを抱えている)
●many・・・「(数えられる)たくさん」I have many friends(友達がたくさんいる)
muchとmanyの完成形
このように同じ「たくさんの水」でも容器に入っていれば数えられて、そのままだと数えられないと言った形ですね。

3,お金だけど数えられない?much money

英検勉強中
問題文にあった「much money」ですけど、money「お金」は数えられるからmanyではないんですか?
確かにそう思ってしまいますよね。  でも英語のmoneyは数えられない。とされています。
理由はmoneyは「数」ではなく「量」で表すためです。 1000円でも1万円でも同じmoneyになり、性質は変わらないためです。
量で表すので、「いくらですか?」は「How much?」と聞くのですね♫
え!でもお金って数えているじゃん!と言う声が聞こえてきそうですが、もし数えられるような場合は、coin(コイン)やbill(お札)あとは通貨(JPY Japanese yen、US $)に直せば数えられる形になります。

4,まとめ

今回のまとめ
●同じ「沢山」でも「数えられる」か「数えられない」で使い分けが必要です。
●数えられる沢山→many
●数えられない沢山→much
●moneyは数えられない単語(不可算)になります。
●もし数えられるようにするときは通貨やコインやお札としての単位に変える必要があります。