これまで英語学習をされている方、受験対策などで英語を勉強している方も多くいらっしゃると思います。
こちらでは英検準2級を題材に英語を学ぶ記事になります。
英検準2級は普段の英会話で使える表現が多くありますので、良ければ覗いてくださいね。
1,英検準2級の問題を見てみましょう!
まず英検準2級の問題を見てみましょう。
A:Can I ask you a question, Maggie? Do you have a boyfriend?
B:That’s none of your(_____)! Please don’t ask questions about my private life.引用元:英検準2級 2016年・第3回 No.11より
「彼氏はいるの?」と結構立ち入った質問をした時に、「それはあなたには関係のないことです!」と、これ以上プライベートなことは聞かないでと言われてしまっています。 「あなたには関係のないことを」を表すには「That`s none of your business」となりますので正解は1番になります。
日本語訳
A:ちょっと聞いていいですか? マギー。彼氏はいるの?
B:それはあなたには関係ないことね。 プライベートなことについては聞かないでください。
2,島耕作がよく言う?It’s none of your business!
直訳すると「それはあなたのビジネスではありません」→「あなたには関係のないことです」→「余計なお世話だ」と言うふうに言えます。
実はこのフレーズはよく知られていますが、このフレーズを知ったきっかけは「島耕作」からと言う人もいるのではないでしょうか?
出世には必ず付き纏う派閥ですが、どこの派閥にも属さずに自分の信念を貫く強さが素敵です。
その島耕作の座右の銘が「It’s none of my business」→「俺には関係ないね」 と言う意味になります。
自分の思い描いた物に背くことには、わざわざ首を突っ込まない島耕作。「俺には関係ないね」と言いつつも部下や周りの仲間から頼られたり、困っていたらほっとけない性格もあり、苦労しながらも物事をプラスの方向に導いてくれます。
同じ意味で「it’s none of your beeswax」もありますが、「It’s none of your business」をマスターすればいいと思います。
あとはメールやSNSのコメントなどでは「MYOB(Mind your own business)」も使えます。 何か余計なお世話なようなことを言われたら
「MYOB」→自分のことだけに集中しておきな。→「あなたには関係ないことだ」となります。 ぜひ使ってみてください。
It’s below the belt
もう一つ、似たような表現があります。(しつこくてすみません) それが「It`s below the belt」です。 これは直訳すると「ベルトの下に」となりますが、ボクシングでいう「ローブロー」(ボディより下をパンチしてしまうことからルール違反と言う意味もありますが)
「個人的なことに立ち入り過ぎている」と言った意味もあります。
3,プライベートなことを聞く前にこれを言いましょう! Can I ask you a question?
海外ではプライベートなことを聞く時には、日本以上に気を使います。 例えば婚姻状況や年齢、職業などは初対面で聞くことは、あまりせず
もし聞く場合でも、「もし答えられそうであれば」と前置きをして聞きます。
ちょっと遠回しに聞くような表現が丁寧な表現になるのもそうですね。 (例) Could I get your・・・など
ただ色々と話をしていく中で、プライベートなことを聞きたい、聞かないといけない状況も多々あると思います。
その時にはこの「Can I ask you a question?(ちょっと個人的なこと聞いていい?)」を付け加えましょう!
「Yes, of course」と答えるよりも、「Sure, what is it?」と返して、どんなことを聞きたいかを聞いてみるのもいいですね。
ちなみに、英会話の日本人女性スタッフが、外国人の女性スタッフに「最近彼氏さんは元気?」と何気なく聞きました。(外国人女性の彼氏さんはスタッフがみんな面識はある程度です。) そうしたら「It’s none of your business」と返答されました。。汗
日本人女性スタッフからしたら外国人の女性スタッフの彼氏が「非常に気になる存在か」というと全くそうではなく、ちょっとした会話のつもりで聞いたのですが、少し戸惑っていました。。 日本と外国人の方の価値観は違うので難しいところではありますね。。
4,まとめ
●逆に俺には関係ないことだ!と言いたければ「It’s none of my business」と伝えましょう!
●特に海外ではプライベートな質問をする時には気を使う必要があります。 もし質問をする場合は「Can I ask you a personal question?」と一言つけるといいですね!