ども!おっさん留学カウンセラーのテツです。
さてTOEICの勉強をしていて気が付いたリスニングのコツについてまとめてみました。
もちろんリスニング力のレベルアップが一番だけど長い試験時間の中で単純に英語力以外にも求められる要素やテクニックをまとめてみました。
目次
1,TOEICの問題構成
まずTOEICの問題構成は下記のようになっております。
リスニング(100問やく約45分) リーディング(100問 75分)
リスニングセクション
Part1からPart4まで
リーディングセクション
Part5からPart7まで
引用元:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
コツ1,問題を聞くな!
いやあでもTOEICは英検と違って問題用紙に記入はダメだし、リスニングが先に行われるので先読みも難しいですよ、、
それでも先読みするのが得点につながります!TOEICでも英検でも問題文の解説があるでしょ? 実際に問題用紙を開いて第一問のリスニングがスタートするまでにかかる時間は何秒あると思う?
え、数えたこともない。。
問題用紙を開いて実際に1問目の音源が流れるまで約91秒です!
実際に問題用紙を開いてから音源が流れるまで平均で91秒ということはその間に出来ることはたくさんあります! Part1の写真描写問題とPart2は問題自体が先読みする必要がないのでpart3を先読みしておくのもいいが俺は自分の場合は長文に時間が取られないようにPart5の短文穴埋めの30問を出来るだけやるようにしているぞ!
TOEICリスニング コツ1,問題を先読み、そして解いてしまう!
●問題を開いてから実際に1問目の音源が流れるまで90秒ある!●何度か問題を解いていれば問題の内容は把握できるので問題説明の文章など聞く必要はなくなります。
●たかが90秒、されど90秒!最後のPart7で時間が90秒あれば、できること多いのでは!?
●もちろん最初の問題説明だけではなく各Part毎の問題説明も聞く必要はなくなるぞ!
TOEIC各パート問題説明にかかる時間
●問題を開いてPart1が開始されるまで→約90秒
●Part1が終わってPart2が始まるまで→約25秒
●Part2が終わってPart3が始まるまで→約30秒
●part3が終わってPart4が始まるまで→約30秒
●Part4の100問目の音声が終わってからリスニングセクションの終了まで→約20秒
●問題を開いてPart1が開始されるまで→約90秒
●Part1が終わってPart2が始まるまで→約25秒
●Part2が終わってPart3が始まるまで→約30秒
●part3が終わってPart4が始まるまで→約30秒
●Part4の100問目の音声が終わってからリスニングセクションの終了まで→約20秒
コツ2,質問の最初を聞き逃すな!
「最初の質問を逃すな」ではなく「質問の最初を逃すな!」です。
つまりは質問の最初に何て言っているかの単語を聴き逃すな!ということだ!
ちょっと何言っているか分からない。。
すまない、熱くなり過ぎてしまった。解説をすると英語って聞きたいことを最初に持ってくるでしょ?
例えば夏休みに行った場所を聞くこととしよう!ちょっとどうなるか言ってみて!
例えば夏休みに行った場所を聞くこととしよう!ちょっとどうなるか言ってみて!
あ、はい。(急だな汗)
●日本語→夏休みどこに行った?
●英語→Where did you go on Summer vacation?
●英語→Where did you go on Summer vacation?
ありがとう!
そう!英語はWhereが先にきて、日本語は夏休みが先に来ましたね! もし仮に英文の途中や最後が聞き取れなくてもWhereを聞き取れていれば場所を選択することができて正解になり得る可能性が上がります。逆に最初のWhereを聴き逃してSummer vacationが聞き取れても「夏休みにどこに行ったのか」、「夏休みはいつから始まったのか」、「夏休みに誰と行ったのか」、「夏休みにどのような方法で行ったのか」など、無数に選択肢があるので正解が絞りにくいんだよ。
そう!英語はWhereが先にきて、日本語は夏休みが先に来ましたね! もし仮に英文の途中や最後が聞き取れなくてもWhereを聞き取れていれば場所を選択することができて正解になり得る可能性が上がります。逆に最初のWhereを聴き逃してSummer vacationが聞き取れても「夏休みにどこに行ったのか」、「夏休みはいつから始まったのか」、「夏休みに誰と行ったのか」、「夏休みにどのような方法で行ったのか」など、無数に選択肢があるので正解が絞りにくいんだよ。
なるほど! Whereと聞き取れれば場所を選んで、Whoと聞かれたら人を選んで、Whenと聞かれたら日付や時間を選んだ、Howと聞かれたら方法を選んでWhyと聞かれたら理由を選んでって感じですね。
そそ、特にこれはPart2の問題で活きてきます!もちろん聞けるなら全部聞けた方がいいではあるけど、聞き取れないことが多い方は、特に最初に何を問われているかを聞き逃さないように集中するのがいいですね。
TOEICリスニングコツ2,質問の最初を聞き逃すな!
●英語は問われるものが最初に来るぞ!●特にPart2で活かされるコツだぞ!
●全部聞き取れるならそれに越したことはないが、どうしてもという場合は一番最初に何を問われているかを聞き逃さないように集中するべし!
コツ3,必殺鉛筆移動(Part2用)
なんですか!?必殺技って?
TOEICって集中力がモノを言う試験なのはすでに把握していると思うけど、同時に切り替えるのも同じくらい大事だと思っています。
その頭の切り替えが集中していると出来にくい状況にあると思う。 そこでこの必殺技が生きてきます。
その頭の切り替えが集中していると出来にくい状況にあると思う。 そこでこの必殺技が生きてきます。
そうなんですね。。
これもPart2ですが、Part2は他のパートと違って回答がA,B,Cの3つしかありません。(他はA,B,C,Dの4つ)
読まれた質問に対して、適切なモノを選ぶ問題ですが実際に質問文を聞いて、Aの返答を聞き始めて最後のCの返答まで聞き終わった後に結局どちらか迷ってしまった時にAの返答を忘れてしまう。って言うことはよくあると思います。Aは何て言ったんだっけ?と言う感じです。
読まれた質問に対して、適切なモノを選ぶ問題ですが実際に質問文を聞いて、Aの返答を聞き始めて最後のCの返答まで聞き終わった後に結局どちらか迷ってしまった時にAの返答を忘れてしまう。って言うことはよくあると思います。Aは何て言ったんだっけ?と言う感じです。
あーそれ僕もありますね。
TOEICは問題用紙に記入ができないので、違うなと思っても違う回答という目印を入れることすらできません。その時に回答用紙のA,B,Cの鉛筆を移動させることでこれらの問題を解消することができます。
問題を聞いて、次にAの答えを聞いて、明らかに違う場合は鉛筆をBの場所に移動させる。Bの答えを聞いて正解なら鉛筆を移動せずにそのままにしておく、Cの答えを聞いて正解がBだと確信したらBを塗りつぶす。といった具合です。
問題を聞いて、次にAの答えを聞いて、明らかに違う場合は鉛筆をBの場所に移動させる。Bの答えを聞いて正解なら鉛筆を移動せずにそのままにしておく、Cの答えを聞いて正解がBだと確信したらBを塗りつぶす。といった具合です。
これをすることで全ての返答を頭に覚えておく必要はなく、間違いだとハッキリとわかったものは切り捨てていくことができます。これで他の問題に集中できるし自身の余計なメモリを使わないという感じだね。
引用元:http://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=4-08-872749-5
TOEICを勉強している人でしたら、皆さんご存知のモリテツ先生もおっしゃっていました。
TOEICリスニング コツ3,鉛筆移動を利用して無駄な体力消費を避けろ!
●Part2で活きる技です。●問題用紙へのメモ書きが許されてないTOEICだからこそのコツ
●明らかに間違いだと言う返答は鉛筆を移動させて記憶から葬り去れ!
コツ4,返答は素直ではない!
日常生活においても、単純な答えしか返ってこなかったら面白くないだろ?相手の発言から空気を感じ取って会話をすることは僕ら日本人はきっと得意なはずだ!
何を言っているんですか?
下の例題を見てくれ!これは公式問題に載っているPart2のリスニング問題だよ。
Q:Do you want to leave now?「すぐに出発したいですか?」
引用元:TOEIC公式問題集8 テスト1 Part2 22問目より
すぐに出発したい?と聞かれたら何て答える?
んーまあ「出発したい」とか「出発したくないとかですかね?」
だよな? でもこの問題の正解の英文はこれなんだよ!
A:I haven’t eaten my dessert yet.「まだデザート食べていないんだ」
引用元:TOEIC公式問題集8 テスト1 Part2 22問目より
「早く出たいか?」と聞いて「まだデザート食べていない」と答える!この会話がTOEICなんだよ!
なんかもっと素直に答えればいいのに。。
そう思うのが普通かもしれん! でもよくよく考えたら、このパターンは全然あり得るし、こんな会話のパターンで会話している日本人はごまんといる!いや、むしろほぼ全員に当てはまると思う!
言われてみれば確かに。。
「七原のことならなんでも分かる。ねえ、この意味分かる?」 という名言を思い出した。そう会話は素直なものばかりではないのだ。
TOEICリスニング コツ4,返答は素直ではない!
●返答は素直ではないが、会話としては成り立つのが答えになる場合が多い。●実際の会話でもこのような話をしていることは多い。
コツ5,あきらめる。
あきらめたら、そこで試合終了です!あきらめたらダメですよね!?
いや、今回の「あきらめる」と言うの「試合自体をあきらめる」ではなく、つまりTOEIC試験そのものをあきらめると言うことではない。
知っている通りTOEICはリスニングセクションだけでも100問ある。100問全てわかればいいが、迷う問題に当たることもあると思う。
知っている通りTOEICはリスニングセクションだけでも100問ある。100問全てわかればいいが、迷う問題に当たることもあると思う。
僕は迷うことばっかりです。
問題に対して迷って考えることは決して悪いことではないんだが、迷い過ぎも良くない。たとえば一番良くないパターンはリスニング問題の回答がわからなくて、「あれこれ悩んで引きずる→次のリスニング問題を聴き逃す」と言う負のサイクルに陥ることが一番最悪だよ!
よくやってしまうパターンですね。
リスニング音源が終わって、次の問題が流れるまでの解答時間は問題にもよりますが約7秒ほどです。この約7秒間をフルに使って考えたとしても、正解率はそこまで大きく変わらないでしょう。 分かりそうで分からない状態はヤキモキして次の問題まで引きずってしまいがちですが、潔く諦めて次の問題に集中しましょう!
引用元:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=4-08-871611-6
安西先生がいう試合(TOEIC試験)を諦めることはしては行けないが、全ての1対1(TOEIC問題)に勝てないなら、切り替えて次の問題に臨め!と言うことだ!最初に沢北に勝てなくても切り替えてパスという選択をした流川のような戦い方だ!いつまでも1対1(TOEIC問題)にこだわり過ぎずに切り替えよう!
TOEICリスニング コツ5,諦める
●分からない問題があったら試験をを諦める。と言う意味ではない!●その問題は捨てて、次の問題に備えろ!
●分からないものを、いつまでも考えてもきっと分からないまま。
●引きずって次の問題を聞き逃すほど勿体無いことはない。
特にコツ2でも伝えたが英文の最初は必ず聞き取りたい!
コツ6,集中しろ!
何度も言っているが、TOEICはリスニングセクション、リーディングセクション合わせて200問あって、とにかく長い! そして時間との勝負です!
つまり試験時間の中でずっと集中力を保つ必要がある!逆を言えば、集中力を保つことでスコアに影響を大きく与えると言っても過言ではない!
つまり試験時間の中でずっと集中力を保つ必要がある!逆を言えば、集中力を保つことでスコアに影響を大きく与えると言っても過言ではない!
いや今更そんな当たり前のこと言われても、、
まあ当たり前のことなんだが、具体的にはどういう行動が集中力につながるかを挙げてみた記事は下にまとめました!
クリックしてくれってことね!
3,TOEICリスニングコツのまとめ
TOEICリスニングのコツ まとめ
●問題を聞くな→問題文が流れている間に問題を解き始めよう。●英語は最初で何を聞いているかわかる!最初を逃すな!
●鉛筆移動を利用して余計な神経を使わないようにしよう。
●返答は素直ではない。でも会話としては成り立つ!
●試験は諦めるな。わからない問題は諦めて次の問題に頭を切り替えろ!
●集中の鬼になれ!
お互い頑張りましょう!
さすがに先読みだけで回答まで導き出すのは難しいかもしれませんが、事前にどのような問題が来るかという背景だけでも把握できておくだけでもリスニングの正解率は爆上がりします!