英検準2級から学ぶ「while」と「during」の使い分け

これまで英語学習をされている方、受験対策などで英語を勉強している方も多くいらっしゃると思います。
こちらでは英検準2級を題材に英語を学ぶ記事になります。

・英会話には興味あるけど、特に英検には興味はないです。。
・今更英検準2級とか、ちょっと。。
という方も英検準2級は普段の英会話で使える表現が多くありますので、良ければ覗いてくださいね。

1,英検準2級の問題を見てみましょう!

まず英検準2級の問題を見てみましょう。

Lucy gave a presentation yesterday. She was nervous during it, but she spoke (_____). Everyone told her that she seemed relaxed and did a great job.
1, strangely 2, calmly 3, wrongly 4, partly

引用元:英検準2級 2018年・第1回 No.6より

プレゼンテーションの時にとても緊張をしていたけれど、みんなから「とてもうまくできた」と言われたので「落ち着いて」できたということで
正解が2になりますね。 プレゼンって緊張しますよね。。

日本語訳
ルーシーは昨日プレゼンテーションをしました。 その間とても緊張していましたが、彼女は(_____)話をしました。
とてもリラックスしていたようで、とてもうまくできたと皆が伝えました。
1,妙に、変に  2,落ち着いて  3,間違って 4,部分的に

2, whileとduringの違い

英検勉強中
duringとwhileって同じような意味があったと思うんですけど、使い分けはありますよね??
はい! 使い分けがありますね。 下記のような使い分けです。
●while・・「〜している最中、〜する内、〜の時」(接続詞) ※特定の時間の中で何かをする時、起こる時に、同時に別の何かをする、起きる。
during the time that something is happening; at the same time as something else is happening

●during ・・「(その期間の中)でずっと、(その期間の)間中」(前置詞)
at some point in a period of time
引用元:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/ 

英検勉強中
んー正直まだ違いがわかりません。。
確かにこれだけだけだと、わかりづらいですよね。

決定的な違いとしてはWhileは接続詞、duringは前置詞です。

whileの使い方

Whileを使うときは
While+主語+動詞の形になります。
●Lets meet! while I am in Japan.「日本にいる間に会おうよ!」
●Please do not use a smartphone while you are walking.『歩きスマホはやめてください。」

ちなみにこのwhile+主語+動詞ですが、主語が同じ(スマホを使う人も、歩く人も同じ)場合に削ることができてwhile〜ing「〜しながら」という表現できます。
●Please do not use a smartphone while walking.『ナガラスマホはやめてください。」

duringの使い方

逆にduringは前置詞のため
during +名詞の使い方になります。
●I stayed there during the summer vacation.「夏休みの間、そこに滞在しました。」
●He takes a nap during lunch break「昼休み中に彼は少し寝ます。」

以上ここまでが文法的な違いです。

3, whileとduringの使い分け

文法的な違いがわかりましたが、どのような場面で使い分けをするかと言いますと
While の時は主語+動詞が来るので、その人の「行動」に焦点を当てたい時に使いやすいです。
行動がずっと継続されている感じです。
Duringの時は名詞がきますので、その時の「環境、状況、行事」に焦点を当てたい時に使いやすいです。

4, whileとduringのまとめ

〜の間という意味のWhileとDuring
●While・・・接続詞のため「while+主語+動詞の形」になり、主に「行動」に焦点を当てたい時に使いやすい。
●During・・・前置詞のため「During+名詞」の形になり「環境、状況、行事」に焦点を当てたい時に使いやすい。